「アリバイ会社」という言葉を聞いたことがあるという人はそれほど多くはないはずです。
どのような会社かというと、カードローンを利用したいけれど収入がないもしくは収入が少ない、審査が通りにくい仕事をしているという人が在籍登録をすることで社会的信用を得るための会社のことを指します。
カードローンを利用する時に、必ず行われるのが在籍確認というものです。
継続して働いて、安定した収入を得ているということを確認するために行われるものですが、働いていない人や日雇いなど短期的に働いている人の場合は在籍確認が取れずにお金を借りる事が出来ないということになっていまいます。
アリバイ会社を利用することで、在籍確認をスムーズにすることが出来ますし、社員証や給与明細書などを手にすることも出来ます。
非常に便利なように思えますが、このサービスを利用した場合、詐欺罪に問われる可能性がありますし、損害賠償請求を受ける可能性もあるため、利用することは控えたほうが良いでしょう。
職種によっては賃貸契約などを結ぶ場合に困難な状況に陥ることがあります。
アリバイ会社を経由することで、困難な賃貸契約の際の審査を通過する音ができます。
収入はあっても一般的に社名や職業を公表できない人や、家族を含めた身内にも自分の職業を隠している人もいます。
賃貸契約などで余計な手間と経費をかけたくないときに便利なのがアリバイ会社です。
世間的に厳しい目で見られる職業以外にも、専業主婦などの名目上無職な人たちも、信用調査などで必要な場合に備えることも可能です。
収入はあってもし自分の職種が一般的でない場合、たとえ金銭のやり取りが発生しなくても判断材料は職場や生活状況に絞られることもあります。
同じ職種の会社でも株式会社であれば社会的な評価は違いますし、同じ年収でも信用度合いは変わってきます。
様々な物件においていろいろな審査会社が利用されていますが、厳しいところもそうでないところも一定の基準に満たないと契約がむつかしくなります。
状況に応じた考え方が大事です。